- Z会の高校受験コースは難しいの?
Z会の高校受験コースは、中学校での成績上位を目指し・難関校入試対策ができるため難易度が高めです。
- 中学校での成績上位を目指している
- 難関高校・最難関高校の合格を目指している
- 思考力が問われる問題に取り組みたい
- 記述式の問題に取り組みたい
- 授業の英語対策以外にも取り組みたい
- 英検対策をしたい
- 専用タブレットを購入せずに学習をしたい
この記事では、2025年より実際に子供がZ会高校受験コースを受講する私が、Z会高校受験コースについてまとめました。
執筆時点(2024.12)では、2025.1月開講のZ会高校受験コース中学準備ステージの受講を始めております。(学習アプリは、受講開始の前月の4日から使用できるため、開講前に学習を始めています。)
中学準備ステージにつきましては、Z会中学準備ステージはおすすめ?講座の内容と料金は?をご覧ください。
Z会高校受験コースは、高校受験予定の中学生向けのコースがリニューアルして、2025年度より新しくなる、高校受験を予定している中学生向けのタブレット学習の講座です。
2025年度の新学年から対応の講座です。
2024年度の現在の学年で受講を検討されている場合は、Z会中学生タブレットコースは難しい?料金・特徴・評判・口コミを調べました!をご覧ください。
5教科のセット受講のみとなっていますが、英語のみ2種類(英語・Asteria英語)から選ぶことができます。
オープンカリキュラムとなっており、中学生の学習範囲全てが自由に学習できるようになっています。
定期テスト対策として、実技の4教科の学習も用意されているので安心です。
高校受験コースでは、授業の予習復習・定期テスト対策だけではなく、高校入試対策にも取り組めます。
料金は、中1の場合、5教科セット受講オンラインスピーキングありで、月10820円(税込み)から受講可能です。
12カ月一括払いまたは6カ月一括払いをすると、Z会専用タブレットが0円になりますが、お手持ちのiPadで取り組むこともできます。
家庭学習で、中学校での成績上位・難関校合格を目指すなら、Z会高校受験コース大変おすすめの通信教材です。
Z会高校受験コースについて、気になる方は記事の続きをご覧ください。
Z会高校受験コースとは?
Z会高校受験コースは、高校受験をする中学生向けの学習コースです。
小6の1月・2月の中学準備ステージと、3月から中3の2月までの中学ステージで成り立つコースになります。
タブレット端末での学習で、Z会専用タブレットを購入するか、お手持ちの対応するiPadのどちらかでおこないます。
タブレット端末での学習ですが、デジタルペンシルを使用し記述をしながら学習をおこなう講座です。
中高一貫に通学されているかたは、同じくタブレット端末での学習の中高一貫コースが用意されています。
高校受験コースは、志望校に合格し、合格したその先の可能性を広げるための講座です。
24年度までは、1教科から受講が可能でしたが、25年度からの高校受験コースでは5教科セット受講のみとなっております。
Z会の中学生向けコースは、『イード・アワード2024』「通信教育 中学生の部 総合満足度最優秀賞」などを受賞しています。
Z会高校受験コースの特長
Z会高校受験コースでは、オープンカリキュラムを導入しており、1・2年生では学校で習う単元を中心に学習をし、3年生では受験対策を強化していきます。
中学校3年間で、基礎から応用・発展問題まで挑戦していくことで実力を鍛えていくことが可能です。
そんな、Z会の高校受験コースの特長をまとめてみました。
Z会の難しい良問
よくZ会は難しいと言われますが、その難しいと言われる問題は、読解力・知識活用力・判断力・思考力・表現力などの問題を解く上で必要とされる力を身につけ、最難関高校合格を目指すために最適な問題が用意されているためです。
タブレット学習でありながら、実際に書くことによって考えをまとめ、難しい応用問題にも対応できる力を養うことが可能です。
さらに作文対策もとれ、英語の文法なども、外国人講師のオンラインスピーキングや、AI との会話でコミュニケーションを取りながら学習に取り組んでいきます。
オープンカリキュラムで授業の予習と復習ができる
Z会の高校受験コースは、中学校3年間の学習単元が、オープンカリキュラムで自由に学習することが可能です。
そのため、得意な単元は先取りをし、苦手な単元は基礎に戻って学習し直すことができます。
もちろん、学校の授業の進捗度合いに合わせて、カリキュラムを並び替えることもできます。
授業対策の学習として、まず「要点学習」で映像授業や文章での解説を読むことで、スムーズに内容を理解することが可能です。
映像授業は、プロの講師が要点をまとめてくれているので、初めてでもわかりやすい解説となっています。
「要点学習」で学んだことを確認問題で、すぐに解くことで学んだことを確認できます。
その後、「問題演習」で最近の入試の動向などから、高校入試で重視されている力を身につける問題を解いていきます。
「問題演習」の後は、仕上げとして添削問題に取り組みます。
タブレット上で、添削問題に取り組むと、最短で当日答案が返却されます。(遅くても3日後)
記述式の問題にも対応していて、作文なども添削も行われます。
添削問題の後は、「個別強化AIプログラム」で、AI が一人一人にあった問題を出題し、その単元の完全習得を可能にしていきます。
この「個別強化AIプログラム」は、基礎レベルから入試レベルまでに対応しており、数学では4000問以上の問題が収録され、お子さん一人一人の習熟度に合わせて問題が出題されていきます。
高得点を目指す定期テスト対策
Z会の高校受験コースでは、5教科39種類の教科書にに対応した、テスト対策専用問題を用意しています。
タブレット上で定期テストの日程を入力し、テスト範囲を指定することで、AI が優先的に取り組むべき問題を即座に選んでくれます。
さらに、AI が普段の学習からテスト範囲の習熟度を可視化してくれるので、足りていない部分の重点的な学習が可能になります。
そして、教科書に対応した「定期テスト攻略ワーク」や、「確認テスト」が用意されているので、苦手な分野のあぶり出しや、テスト前の実力試しが可能です。
「定期テスト攻略ワーク」では、基本の問題から応用問題まで網羅しているので、テスト前に十分な量の問題に取り組めます。
もちろん、主要の5教科だけではなく、実技の4教科のサポートも充実しています。
志望校合格に向けた入試対策
Z会の高校受験コースでは、1年生から高校入試に向けた、問題に取り組むことができます。
1・2年生の「特別演習」でカリキュラムの節目ごとに、過去の入試問題に分析して作られた問題が、学習した単元まで出題されます。
さらに、1・2年生では「オンライン難関攻略ゼミ」で、公立トップ高校の入試を見据え、月1回のオンライン授業を行ないます。
そこでは、英語と数学の理解度を深め、差をつける学習をおこなっていきます。
さらに、受験指導では、小学校にはなかった内申点の考え方や、志望校選びについてプロの講師と一緒に考えて、合格の可能性を上げていくことができます。
新しい機能として、調査書対策も盛り込まれています。
新しい機能の「学習カルテ」では、定期的に学習状況を「記録」し、その記録に対するZ会からアドバイスがあり、自分に対する理解を深めていき、自主的に学習に取り組めるようにサポートしてくれます。
学習状況の「記録」をするための機能の「ポートフォリオ」は、2025.7月実装を予定です。
3年生の入試対策は、4つ用意されています。
まず、「オンライン難関攻略ゼミ」です。
1・2年生の「オンライン攻略ゼミ」とは違い、秋以降に実践演習をおこない、得点力を鍛えていきます。
また、受験指導で、模試や過去問の活用方法などの、本番に向けた戦略的なサポートがされます。
「中3入試対策演習」では、公立高校入試本番で差をつけるための問題・重要事項の確認をおこなっていきます。
さらに、難関対策では、難関国私立高校の難易度の高い問題に取り組みます。そのため、難関国私立高校を受験予定の3年生は、カリキュラムが増えるので学習スピードを上げる必要があります。
Z会の高校受験コースでは、「入試特訓カリキュラム」が組まれています。
中学3年間分の入試に出るポイントが、学習できるZ会オリジナルの入試対策が、カリキュラムの中に組み込まれています。
この「入試特訓カリキュラム」では、詳しい回答や解説で実践力を強化していくことが可能です。
そして最後に、「47都道府県高校入試対策問題」が用意されています。
これは、各都道府県の高校入試の傾向に合わせた、対策問題を学習端末上で取り組み、入試本番に向けた練習・苦手ポイントの発見と、得点を積み重ねるための学習の指針のために活用が可能です。
「47都道府県高校入試対策問題」の出題対象は、47都道府県と東京の日比谷・西・国立の3校の対策問題が用意されています。
出題時期は、中3の10月・11月・12月の3回です。
出題形式は、5教科の入試対策問題で、解説回答が用意されています。
こちらは、タブレット上の学習アプリでの記入はできないので、ノート等に自分で答えを書き自己採点をする形です。
1教科あたり、50分の問題になっています。
Z会の中学生向けコース公式サイトでは、各都道府県の高校合格実績を確認することができるので是非ご覧ください。
Z会の実力診断
Z会の高校受験コースでは、年に数回学力診断テストを実施しています。
自宅で、全国模試が受けられるので大変便利です。
中1・中2は、国語・数学・英語を対象として、年に1回1月に実施されます。
中3は、5教科が対象で、年に2回、7月と11月に実施予定です。
成績表も、タブレットに配信されるので、自分で苦手分野や得意分野を発見することができ、さらに全国平均まで見れるので、どこを重点的に学習をした方がいいかを効率的に見つけることができます。
充実の学習支援サポート
Z会高校受験コースでは、お子さんの学習をサポートする機能が用意されています。
まずは、学習アプリと保護者の向けの「Z会学習支援サイト」では、毎日の学習量や学習した教科の内訳、教科単元別の進捗状況の確認ができるようになっています。
どちらで見ても、同じ画面が表示されるので、保護者の方はお子さんに学習の状況を確認する必要がなく、お子さん自身はやり残しなどを一目でわかるようになっています。
通信教材でデメリットになりやすい、「質問ができない」を解消するための機能も用意されています。
「教えてZ会!」では、学習していく中でのわからない問題や疑問だけではなく、学習の方法や進路相談にもZ会スタッフが対応してくれます。
回答は遅くても3日後(日曜と年末年始は除く)になりますが、保護者も上手に説明できないという問題がないとも言えないのでとても助かる機能です。
Z会高校受験コースでは、独自の検索ツールも用意しています。
「学び検索チエノワ」では、学習中にわからない言葉などがあったさいに、Z会の教材の中から関連するものを調べることができます。
1つの用語でも、複数の教科にも関連することがあるので、調べながらより知識を深めていくことができます。
執筆時点(2024.12)では、社会と理科のみの対応ですが、2025.7月以降には、国語・数学・英語にも対応する予定です。
詳しい内容やその他の機能につきましたは、Z会高校受験コース公式サイトをご覧ください。
高校受験コースで学習できる教科
Z会の高校受験コースでは、国語・社会・数学・理科・英語の5教科をセットで受講することになります。
受講内容の違いは、教科書の内容の英語を勉強するコースで、オンラインスピーキングをつけているか、つけていないかと、教科書の英語ではなく、4技能を伸ばすための実践的な英語を学習するAsteria英語を受講するかの違いになります。
国語
Z会高校受験コースの国語では、読解力を伸ばし、記述力を強化していく学習をおこなっていきます。
添削問題では、会話文やグラフ資料などを取り扱い、最新の傾向の読解問題にも取り組んでいき、思考力・表現力・判断力の力を身につけていきます。
国語の「個別強化 AI プログラム」では、語句や漢字などのを中心に、出現頻度の高い問題を反復練習することで、完全習得を目指すプログラムになっています。
国語のカリキュラムは、オリジナルカリキュラムになっており、学習順序は自分で調整することが可能です。
添削付き作文トレーニングも、各学年に数回予定されています。
国語の作文トレーニングでは、47都道府県の公立一般入試で、出題される割合が8割以上の、作文のトレーニングを行います。
その一般入試では、作文や小論文という科目として、時間を確保されるのではなく、国語の問題の中で作文が出題されることが多いのです。
そのため、限られた時間に採点をする人に、伝わる文章を書き上げる練習をする必要があります。
Z会の作文の指導では、作文が苦手なお子さんでも、無理なく取り組めるように構成されています。
そして、解説や回答では、出題の狙いや課題ごとに必ず抑えたいポイントや、見直し復習の方法までアドバイスしてくれます。
詳しいカリキュラムや対応の教科書につきましては、Z会高校受験コース公式サイトをご覧ください。
社会
Z会高校受験コースの社会では、用語や事象などを地理・歴史・公民の多面的に理解するための学習を行います。
特に、論述問題・資料を読み解く問題・正誤問題対策として、「確認問題」「練習問題」「添削問題」と、少しずつ確実に学力を定着させていく学習をしていきます。
社会の「個別強化 AI プログラム」では、苦手な単元は知識事項を中心に、得意な単元は発展的な演習に取り組み、補強と得意分野の成長に取り組みます。
社会のカリキュラムは、5つの出版社の教科書に合わせて、学習順序を調整することができます。
ですので、お子さんの中学校の教科書に合わせて、調整することが可能です。
詳しいカリキュラムや対応の教科書につきましては、Z会高校受験コース公式サイトをご覧ください。
数学
Z会高校受験コースの数学では、重要な「答えの出し方」を身につけるために、問題の捉え方などの課程をが学習していきます。
考え方を理解するために、「問題演習」に取り組み、「添削問題」・「個別強化AIプログラム」で着実に力として身につけることが可能です。
数学の「個別強化AIプログラム」では、AIがお子さんの苦手な単元と、得意な単元を解析して、個別に問題を出題してくれます。
さらに数学では、表現力・思考力を鍛えるためのオリジナル問題が用意されています。
近年の入試傾向で、よく出題される会話形式の問題や、初めて見る問題でも正解にたどり着くための考える力を成長させることを目指します。
数学のカリキュラムは、7つの出版社の教科書に対応し、学習順序を自分で調整することが可能です。
詳しいカリキュラムや対応の教科書につきましては、Z会高校受験コース公式サイトをご覧ください。
理科
Z会高校受験コースの理科では、理科の知識を得るだけではなく、表現力・思考力を鍛え、理科の入試で出題される問題で、高得点を獲得にするための学習を行います。
出題頻度をまとめた「要点学習」と、重要な項目に絞った「映像解説」で効率よく理解し、「問題演習」で、どの程度理解できているかを確認することができます。
「添削問題」では、基本の問題だけではなく、表現力を鍛えるための問題が出題されます。
理科の「個別強化AIプログラム」では、お子さんが間違えた問題や、Z会会員の正答率が低い問題を解析して、繰り返し出題してくれます。
理科のカリキュラムは5つの出版社の教科書に対応しており、教科書に合わせて調整することが可能です。
詳しいカリキュラムや対応の教科書につきましては、Z会高校受験コース公式サイトをご覧ください。
英語
Z会高校受験コースの英語では、高校入試だけではなく、実践できる力を学びます。
AIによって、英語の4つの技能である聞く・話す・書く・読むをバランスよく学習し、高校入試に必要なリスニング力・表現力・読解力をさらに伸ばしていくことができます。
英語の4つの技能は、英検準2級レベルまで高めることが、可能な内容になっております。
英語の「個別強化AIプログラム」では、英検などの外部の検定試験や、レベルチェックテストに基づいて4つの技能の学習レベルを、自分で設定することが可能です。
英語の単元の学習到達具合も把握し、聞く・話す・読む・書くの4つの技能を、伸ばしていくことができます。
英語のカリキュラムは、6つの出版社の教科書に、合わせて自分で調整することが可能です。
その他に英語では、「オンラインスピーキング」として、月に1回の外国人の講師とのオンラインレッスンを受けることができます。
こちらは、入会時の申し込みで、オンラインスピーキングをつけるか・つけないかを選択が可能です。また、途中で変更することもできます。
「AIスピーキング」では、AIと対話型のレッスンを受けることができます。
ここでは、日常的な会話の練習をすることができるので、表現の力を鍛えることが可能です。
「英語能力判定テスト」は、スコア型のオンライン受験英語コミュニケーション能力判定テストです。
試験を受けた後、すぐに結果が分かり、英検を受験するための目安も合わせて教えてくれます。
ですので、英検を受験する前に、現在の実力がわかるので、英検対策に活かすことが可能になります。
実施時期は、夏と冬で、高校受験コースを受講している方が対象です。
「英検対策模試教材」では、英検4級から準1級までの級(準2級プラスは除く)に対応した、模試形式の教材です。
各級、2回分用意されています。
また、オンラインスピーキングを申し込んだ方は、2025.5月に実装予定ですが、オンラインスピーキングで英検の面接対策もとれます。
詳しいカリキュラムや対応の教科書につきましては、Z会高校受験コース公式サイトをご覧ください。
Asteria英語
Asteria英語では、高2までに英検準1級レベルまで、英語の4つの技能を高めることが目標となっています。
英語の4つの技能を身につけるだけではなく、大学入試を見すえた学習内容です。
高校受験コースの普通の英語とは違い、定期テスト対策はありません。
また、大学入試を見すえているので、高校入試対策も高校受験コースの英語ほど充実しておりません。
オンラインスピーキングは必ず付属しており、月2回受講可能です。
「英語能力判定テスト」や「添削指導」「英検対策」「AIスピーキング」はあります。
中学生から高2までの文法を先取り学習するので、カリキュラムはオリジナルカリキュラムです。
詳しいカリキュラムや対応の教科書につきましては、Z会高校受験コース公式サイトをご覧ください。
Z会高校受験コース学習端末
Z会高校受験コースは、タブレット上で学習する講座です。
Z会専用タブレットか対応するiPadのどちらかで、学習をすることができます。
タブレット上に記述して学習するので、デジタルペンシルが必要になります。
しかし、学習の内容の中で、英語用の四線ノートを必要とするものがあるので、四線ノートの別途準備が必要です。(中学準備ステージの場合)
また、タブレット内のメモ書きができないところや、デジタルペンシルで記入ができないものもあるので、ノートがあると便利です。(追記2025.1.13)
Z会専用タブレット
Z会専用タブレットは、入会時に購入する必要があります。
Z会のタブレット端末は、デジタルペンシル付きですので、別途購入する必要はありません。
海外での使用はできませんので、海外で利用される方は、iPadをご用意ください。
また、Wi-Fi環境でのみの使用になるので、外出中にも学習をしたい方は、iPadがおすすめです。
Z会専用タブレット(第2世代)の仕様は、
画面サイズ……11.6インチ・手をついて書けるパームリジェクション機能付き
重さ……約715g
主な機能……フロントカメラおよびリアカメラ・マイク・Bluetooth(v5.3)・Wi-Fi( 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz))・ステレオスピーカー
バッテリー……充電式・連続約5時間稼働
付属品……デジタルペンシル・専用アダプター
ストレージ……64G
利用できる機能は、
- Z会学習アプリ
- Z会マイページなどの学習サービス
- インターネット
- 各種アプリ
この第2世代の専用タブレットからは、「Google play store」から好きなアプリを入れることが可能になりました。
そのため、保護者が気になるのは、ウイルス対策や利用制限だと思います。
それらについては、入会後に案内があります。紹介してもらえるものは、有料のものです。
また、画面の保護フィルム等の付属品の販売はおこなっていないそうです。
ですが、Amazonなどで対応するフィルムやケースが販売されていますので、必要な方はそちらを利用するのがおすすめです。
iPad
iPadの場合は、別途対応するデジタルペンシルの購入が必要になります。
対応するものは、Apple Pencilの第1世代・第2世代のUSB-Cか、ロジクールCrayonです。
対応するiPadは、iPad(第8世代・第9世代・第10世代)・iPad Air(第4世代・第5世代)です。(2024.12時点)
海外や外出先でも使用したい場合は、こちらがおすすめです。
Z会高校受験コースの料金は?
Z会高校受験コースの各学年の月額料金は、画像の通りです。
オンラインスピーキングの有無・Asteria英語の選択によって、料金が変わります。
12カ月一括払いの場合は、毎月払いより10%お得に受講ができます。
6カ月一括払いの場合は、5%お得です。
また、12カ月一括払いと6カ月一括払いの場合は、Z会専用タブレットを初めての購入で0円にできます。
一括払いの場合は、入会月が4月以降で途中で年度を跨いでしまう場合は、学年が上がっている月の分は、上の学年の料金で計算されます。
ただし、中3が5月に入会し、12カ月一括払いの選択の場合は、中3の講座が終わる2月までのお支払いになります。
詳しくは、Z会高校受験コース受講会費・受講環境の公式サイトをご覧ください。
Z会専用タブレット料金
Z会専用タブレットを購入する場合、初回入会や小学生コース(紙教材)からの継続で初めてZ会専用タブレットを購入する場合は、13200円です。
初回に限り6カ月以上の受講を前提として、5教科セット受講をし、12カ月一括払いまたは6カ月一括払いを選択すると、タブレット端末代が0円になります。
毎月払いの方は、初回に限り6カ月以上の受講を前提として、値引きが適用され13200円を6回払い(月2200円)になります。
タブレットが壊れてしまったなどで、2回目以降の購入の場合は、39600円です。
しかし、Z会専用タブレットを購入時に「Z会専用タブレット補償サービス」にお申し込みをすると、2回目以降でも、3960円でタブレット(デジタルペンシルは除く)を購入することが可能です。
「Z会専用タブレット補償サービス」は、月385円(税込み)で申し込めます。
お申し込み後は、解除の申請をおこなわない限り、継続になります。
「Z会専用タブレット補償サービス」では、自然故障・落雷・火災・水濡れなどによる物損に対応です。
それ以外の、経年劣化・バッテリーの消耗・自然災害・盗難・紛失・付属品・加工や改造などの保証の対象外のものには対応しません。
そして、初回購入時に6カ月未満で退会の場合は、タブレット代の清算が発生します。
12カ月一括払いまたは6カ月一括払いの場合は、6カ月未満で退会で39600円の請求があります。
毎月払いの場合は、6カ月未満で退会で、既に支払いが完了している金額を39600円から引いた金額が請求となります。
詳しくは、Z会高校受験コース受講会費・受講環境の公式サイトをご覧ください。
Z会高校受験コースの入金方法
Z会中学生タブレットコースの入金方法は、クレジットカードと口座振替の2つあります。
使用できるクレジットカードは、JCB・VISA・UC・Master・AMEX・DinersClubで、手数料は無料です。決済日は受講開始の月の月初めです。
口座振替も、手数料は無料です。
利用できる金融機関は、お申し込みの画面にてご確認ください。決済日は、受講開始の月の23日頃です。
詳しくは、Z会高校受験コース受講会費・受講環境の公式サイトをご覧ください。
Z会高校受験コースの評判・口コミ
Z会高校受験コースは、2025年度からの開講ですので、執筆時点2024.12では、評判・口コミはありません。
ですので、2024年度までのZ会中学生タブレットコースの評判・口コミを調べました。
- 問題が難しい
- すぐに質問ができない
- 子供が自主的に取り組まなければいけない
- 添削以外では、問題に書き込みができないのが不便
- 費用が安いから他の教材や塾と併用ができる
- 問題量が選べるのがよい
- 1回の量がちょうどよい
- 遊びの要素が少ないのがよい
- 苦手なところは、AIが問題をたくさん出してくれるからよい
以上のような、評判と口コミが多く見られました。
デメリットには、通信教育ならではの内容がみられました。
Z会では、「すぐに質問できない」ですが、メールでの質問は受け付けているので、その場ですぐには返信はないですが、ぜひ活用してみてください。
また、デメリットの「問題が難しい」にたいしては、問題量がちょうどいいので継続できているという意見も多かったです。
「添削以外の問題に書き込みができない」は、高校受験コース中学準備ステージを受講中(執筆時点2024.12)の私の子供も
とてもやりにくい。
と言っていました。
我が家の対策としたは、書き込めるメモ欄だけだと足りないので、メモ用紙代わりのノートを用意して、そこに書き込みをさせていますが、図形で書き込みができないのは、本当に大変そうです。
英語用の四線ノートは、問題によっては必須になるので必ず用意しておいた方が安心です。(中学準備ステージの場合)
「学習アプリ」のアップデートに期待をしたいところです。
メリットの遊び要素が少ないは、少ないというよりほぼありません。
唯一の遊び的な要素は、デジタルペンで書いた量に応じて、移動距離を算出し日本の名所を巡る「インクジャーニー」だけになります。
書いた量が重要なので、タブレット上に書き込める添削の時にかなり進みます。
とてもシンプルな機能ですが、私の子供は「シンプルで勉強の邪魔にならないからいい」と言っていました。
まとめ
- 中学校での成績上位を目指している
- 難関高校・最難関高校の合格を目指している
- 思考力が問われる問題に取り組みたい
- 記述式の問題に取り組みたい
- 授業の英語対策以外にも取り組みたい
- 英検対策をしたい
- 専用タブレットを購入せずに学習をしたい
Z会高校受験コースは、高校受験を予定している中学生向けのタブレット学習の講座です。
5教科のセット受講のみとなっていますが、英語のみ2種類(英語・Asteria英語)から選ぶことができます。
オープンカリキュラムとなっており、中学生の学習範囲全てが自由に学習できるようになっています。
定期テスト対策として、実技の4教科の学習も用意されているので安心です。
高校受験コースでは、授業の予習復習・定期テスト対策だけではなく、高校入試対策にも取り組めます。
料金は、中1の場合、5教科セット受講オンラインスピーキングありで、月10820円(税込み)から受講可能です。
12カ月一括払いまたは6カ月一括払いをすると、Z会専用タブレットが0円になります。
家庭学習で、中学校での成績上位・難関校合格を目指すなら、Z会高校受験コース大変おすすめの通信教材です。