- 子供の算数のドリルどれがいいのかわからない。
- 学習習慣を身につけさせたいし、苦手も減らしたい。
- できるところをさらに伸ばしたいけど、どのドリルがいいかわからない。
その疑問、よくわかります。
私も、毎回ドリル探しに苦労しています。
毎年10冊ほどのドリルを購入している、ちまちゃんママが、どのような方法でドリル探しをしているのかを教えます。
そして、使ったことのあるドリルの中から、
- 学習習慣を身につけて、苦手を減らすためのドリル
- 反復練習のドリル
- より上を目指すためのドリル を合わせて7冊紹介していきます!
詳しい内容を知りたい方は、記事の続きをご覧ください。
算数ドリル探し
私は、子供のころ算数が苦手だったので、親がドリルをよく渡してきたのですが、それで終了。
教えてくれる訳でもなく、そもそも自分でも何が分からないのかが、分からないからやる気も出ない。なんてことを経験しています。
ですから、子供には同じ経験をさせまいとまず、どんなドリルを子供が必要としているのかを知ることが大切だと思っています。
そのために、重要なことは大人が丸付けをすることです。
大人が丸付けをすることで、子供の間違いやすい箇所がわかり、苦手に気づくことができます。
ちまちゃんママは、子供達の宿題も必ず丸付けをしています。
苦手や伸ばしたい場所が分かったほうがドリルも探しやすいですよね。
その結果、まずは学習習慣を身につけることが必要なのか、苦手な単元に絞っての学習でいいのか、レベルの高い問題に取り組ませたほうかいいのか、ドリル学習でどんな効果を期待したいのかを明確にしていきましょう。
ドリルは、解答の解説の充実具合も重要です。
そして、もう一つ重要なことがあります。
最初に、お話をした通りに私は算数が苦手です。
挽回ができたのは、中学生になってから家庭教師の先生に徹底的に高校受験用の数学を教えてもらってからです。
しかし、未だに算数には苦手意識もありますし、自分のこの知識で教えていいのか自信がありません。
だからこそ、解答の解説の詳しさは重視しながらドリルは選びます。
親世代と、今の小学生の解き方・考え方が違うものもあるかと思うので、解説の確認は必ずしています。
では、次からドリルの紹介をしていきます。
学習習慣を身につけて、苦手を減らそう
まずは、「学習習慣を身につける」と「苦手を減らす」ことに、おすすめのドリルです。
学年別100マス
学習習慣を身につけながら、計算力を鍛えるならこれ!
『学年別100マス』は、計算のスピードを上げるために兄弟揃って、使用しています。
足し算から引き算、かけ算にわり算が、学年別に調整されて出題されているところがポイントです。
お子さんにあわせて、実際の学年でないものにも気軽に取り組むことができます。
毎日、繰り返し解くことで基礎の計算力をレベルが上げることができます。
このドリルの効果は、徹底的な繰り返しにあり、毎日同じ問題を何度も練習することで、徐々に計算のスピードが向上し、頭の中で素早く正確な答えを導けるようになるのです。
同じ問題を続けて取り組みたい場合は、コピーをして、さらに繰り返し練習することをおすすめします。
上の子は、はじめはコピーしたものを半分に切って、それを毎日1枚ずつ使用していました。1日の量が減ることで、学習習慣が身についていないお子さんでも、無理なく続けられます。
計算がとても苦手で、いきなり100マスはというかたには、簡単に始められるものも用意されています。
それ以外にも、足し算引き算に特化したものや、かけ算わり算に特化したもの、少数・分数に特化したものがあります。
実際に、少数・分数のものは使用しています。
マス計算ではないので、ノートに写しながら繰り返し取り組んでいます。
毎日ドリル
苦手克服にはこれ!
学研が発行している『毎日ドリル』のシリーズは、やさしい問題から基礎の問題を収録しているので、苦手克服におすすめです。
我が家で使用したものは、『毎日ドリル小学3年生もっと計算力』です。
こちらは、日々の練習を通じて計算スキルを徐々に向上させることや、基礎的な問題でやり切れる量を1回ごとに出し、学習習慣を身につけることを目的としています。
とにかく、計算をするドリルです。計算は繰り返し学習ことが重要なので、このドリルをノートに写させて、何回も解いて計算力を向上させました。
子供達の学校は、自主学習に重点を置いているので、宿題として自主学習があります。
しかし、自分で考えて問題を作ったりとかは難しいですよね?ですから、このドリルの問題を写し、繰り返し練習をしていました。
教科書ワーク 算数
教科書に沿った学習におすすめ!
文理から出版されている『教科書ワーク 算数』は、教科書の内容に合わせて、理解を深めるための問題が豊富にあります。
教科書と同じように、正確で信頼性の高い情報を提供することを目的とし、問題には解説がついており、自主学習に適しています。
さらに、「教科書ワーク」は、授業の予習と復習そして、学校のテストで高得点を取るための学習に最適です。
ちまちゃんママの使用目的は、予習と復習と確認です。
確認ってどういうこと?
『教科書ワーク 算数』には、「計算ノート」という計算に特化した別冊のドリル・長期休暇に合わせて取り組める「実力判定テスト」がついてくるので、きちんと覚えられているかを確認することができるのです。
それ以外にも学年に応じた、ポスター等がついてきます。
だから、確認なのね!
教科書の出版社ごとに選べるので、学校と同じ順番で進められるのもポイントです。
また、解答の解説も詳しく書かれているので安心です。
『教科書ワーク 算数』は、我が家では毎年購入しています。
1個前のドリルでお話した通りに、子供達の学校は、宿題と言う名の自主学習が主体なので、自主的に取り組みやすくなっているので、大変重宝しています。
↓こちらの教科書ワークは、2023年度までの教科書に対応しております。
↓2024年度は、教科書の改訂があるので、教科書ワークも新しくなります。2024.3.21発売予定で、追記時点(2024.2.29)で予約はできるようになっています。
反復練習をするなら
算数の学習で重要な「反復練習」に、おすすめのドリルです。
隂山ドリル 上級算数
学年の単元すべて反復練習をしたいならこれ!
清風堂書店より発行されている『隂山ドリル 上級算数』は、繰り返し学習をしやすいように工夫されています。
一つの単元ごとに、2〜8回の学習。さらに、単元ごとに、まとめとして2回の学習が用意されているので、他のドリルよりも繰り返し学習に重点を置いていることがわかります。
図や記号を使用して、わかりやすい説明もあるので、予習·復習の子供だけでの学習にも最適です。
算数は、繰り返し解くことで力がつくので、このボリュームはありがたいです。
ボリュームがあるものの、1回1回の学習量は、子供が嫌がらずに続けられるように、少なくなっているのもポイントになっています。
教科書とは、順番があっていないので、子供の学校での学習の進行に合わせて、単元を選んで学習することになります。
このドリルは解答に解説がないところが、やや残念なところですが、解きやすい工夫がされているので、復習に使用するのがおすすめです。
トコトン算数小学4年生の計算ドリル
とにかく、計算力鍛え上げるにはこれ!
文英堂から発行されている『トコトン算数小学4年生の計算ドリル』。
このドリルは、見開きタイプで見開き1ページで1回分の量になっています。似たよな問題を繰り返し解くことで、反復練習に自然となるようになっています。
例題と解き方も載っているので、分からないところは、確認しながら解くことができます。
今回は、4年生を紹介していますが、各学年のものがきちんとあるので、お子さんの学年に合わせて購入してください。
教科書と順番が違うので、そこだけを気をつければいいだけだったので、こちらも繰り返し書き写して練習をしていました。
このドリルを学校の勉強会に持って行ったんだ。
そのときに、友達に「これやってるの?すごいね!」と言われたことが、自信になったんだよ。
自信に繋がった結果、テストでの計算ミスは前の年より、はるかに減りました。
より上を目指すなら
できるところを伸ばして、レベルアップを目指すのに、おすすめのドリルです。
Z会グレードアップ問題集算数 文章題
中学受験を見据えるならこれ!
「Z会」から出版されている『Z会グレードアップ問題集』は、教科書の内容を総合的に把握し、応用力を付けるための様々な題材を扱ってい、学力アップや定期テスト対策に役立ちます。
さらに、中学受験を視野に入れた学習ができ、問題文を読み、正しく立式できる力を養うことを目的とした問題集です。
解答や解説も詳細に書かれているので、自分が解けなかった問題や、解答が間違っていた問題の反省材料にもなります。
一言で、言うなら難しいです。
そんなに難しいの?
難しくて、お父さんと一緒に解いていたけど、お父さんもうなりながら解いていたよ。
高校受験でもよく見かけるパターンの、文章題がたくさん収録されていたよ。
普段から「Z会」を受講している、ちまちゃんママの子でも、頭を抱えてしまうような問題が多いです。
しかし、どれも良問ばかりで、算数の総合的な力を必要とします。ですので、中学受験を考えているかた·総合的な算数の力をつけたいかたにおすすめです。
難しいので、苦手克服のためには向きませんが、力を伸ばしたい場合に、このシリーズはとてもおすすめです。
《一歩先を行く》リーダードリル〈算数〉
ちょっと、先取りしたいならこれ!
ナガセより発行されている、四谷大塚出版の『《一歩先を行く》リーダードリル〈算数〉』は、計算·図形と文章題の2つがあります。そのうちの「図形と文章題」についてお話します。
「リーダードリル算数小学4年の図形と文章題」は、小学生の算数学習において重要な要素である図形と文章問題を扱った教材です。
その名の通り、4年生での図形と文章題の練習だけではなく、5年生の内容や中学入試の問題を無理なく学習し、「一歩先を行く」ためのドリルになります。
図形が特に苦手な私でも、理解して説明できる解答・解説がついていました。
ボリュームもあるので、図形と文章題の力を無理なく上げるのにおすすめです。
まとめ
ドリルを探す前に、お子さんに必要なドリルを見極めましょう。
そして、そこから必要に応じたドリルを見つけてあげてください。
学習習慣を身につけて苦手を減らすためにおすすめのドリル
- 小学館から発行されている隂山メゾット徹底反復「百ます計算」
- 学研が発行している「毎日ドリル」のシリーズ
- 文理から出版されている「教科書ワーク 算数」
反復練習をするためのドリル
- 清風堂書店より発行されている「隂山ドリル 上級算数」
- 文英堂から発行されている「トコトン算数小学4年生の計算ドリル」(学年ごとに出ています。)
より上を目指すためのドリル
- 「Z会」から出版されている「Z会グレードアップ問題集」
- ナガセより発行されている、四谷大塚出版の「《一歩先を行く》リーダードリル〈算数〉」
以上が実際に使用した中でのおすすめの算数ドリルです。